私たちの仕事

当社の社名(株式会社 補強土エンジニアリング)の一部にもなっている補強土とは、下図に示すような土の持つ特性を活かし、急こう配の斜面や垂直の壁を土の力だけで安定させて構築する技術です。

ただの砂山は崩れやすいですが、中に松葉が入っていると踏んでも崩れにくい。これが補強土の原理となっています。

実際には、松葉の代わりに樹脂や金属製の材料を用いたり、土のこぼれ出し防止や見栄えのために補助的な役割でコンクリートを用いたりすることがありますが、原理としては土の持つ特性だけで安定した構造物を構築することを可能にするのが補強土です。

私たちの業務は、この補強土に関するお客様からの依頼内容に対して、地形や地盤条件などの諸条件に適した安全性の高い構造物を作るための提案、解析、設計(CADによる図面作成やEXCELによる数量計算書作成)をおこないます。

また、私たちは建設コンサルタントであり、施工は行いません。勉強のための見学会を除いては現場へ出向くことはございません。基本的には内勤業務になります。

さらに、現在では社会ニーズに伴い、BIM/CIMにも取り組むとともに生産性向上のためにRPAにも取り組んでいます。

※【BIM/CIM】:計画、調査、設計段階から3 次元モデルを導入することにより、その後の施工、維持管理の各段階においても3 次元モデルを連携・発展させて事業全体にわたる関係者間の情報共有を容易にし、一連の建設生産・管理システムの効率化・高度化を図る取り組み。

【RPA(Robotic Process Automation)】:これまで人間のみが対応可能と想定されていた作業、もしくはより高度な作業を、人間に代わって実施できるルールエンジンやAI、機械学習等を含む認知技術を活用して代行・代替する取り組み。

 

REECOMの考え方と業務内容

REECOM は業務範囲を
『補強土とその周辺技術』
に絞り込んだ専門建設コンサルタント(建03第5779号)です。

(株)補強土エンジニアリング(略称:REECOM)は,社名のとおり, 『補強土』 (補強土壁・補強盛土) を業務領域とした建設コンサルタントとして出発しました。その後,その周辺技術である 『軽量盛土』 『斜面補強』 『地盤技術』 等も業務領域に加えることになりました。

REECOMの業務領域である 『補強土』 と 『その周辺技術』 (軽量盛土,斜面補強,地盤技術) は,上図に示すように決して独立したものではありません。

これらの業務は何らかの形で関連しています。補強土の設計においても,その周辺技術が必要になる場合が多くあります。補強土を中心としたこれらの業務領域で,お客様のご要望に応えることが私たちの仕事です。

 

補強土壁工法設計業務

補強土(テールアルメ)壁工法

多数アンカー式補強土壁工法

ジオテキスタイルを用いた補強土壁工法

軽量盛土工法設計業務

軽量盛土(EDO-EPS)工法

軽量盛土(FCB)工法

【軽量盛土材】 スーパーソル

3D CAD作成

斜面補強設計業務

独立受圧板+グラウンドアンカー工

のり枠工+グラウンドアンカー工・鉄筋挿入工

独立受圧板+鉄筋挿入工

簡易吹付のり枠工

CIM (Construction Information Modeling)

地盤技術・軟弱地盤対策工法設計業務

すべり安定対策,圧密沈下対策(バーチカルドレーン+固結工)

圧密沈下対策(固結工)

液状化対策(締固め工法)

液状化対策(固結工法)

 


 

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