中堅社員

自分が設計した構造物の現場を見に行く機会があると,
設計作業当時を思い出します。

伊藤 光一2017年9月入社 近畿大学農学部卒

ーチーム内での立場

年数が経つにつれ,自分の作業よりも他の人の作業を考えることが増えてきています。

主任という立場で仕事をしております。普段の業務は,自分自身で設計業務を行う時間が6~7割,後輩の指導やその他業務が3~4割といったところでしょうか。入社からの年数が経つにつれ,自分の作業よりも他の人の作業を考えることが増えてきています。当然,入社直後の頃と比較をすると,業務の中で悩んだり考えたりする内容も大きく変わってきていますね。

 

ー仕事のやりがい

難易度が高くあれこれ調べて対処した業務は,成果品を収めたときの達成感はひとしお

業務を最初から最後まで自分だけで対応できたとき,入社当時の上司に頼りきりだった頃と比較して成長したなあと感じます。(とはいえ,まだまだ頼ることの方が多いですが…)とりわけ,難易度が高くあれこれ調べて対処した業務は,成果品を収めたときの達成感はひとしおです。

また,自分が設計した構造物の現場を見に行く機会があると,設計作業当時を思い出します。設計の中で悩んだところが無事施工されているのを見ると,ホッとしますね。

 

ー資格取得

技術士第一次試験の合格を目標に勉強

入社後すぐのころは,技術士補の登録に向け,技術士第一次試験の合格を目標に勉強しました。私は土木分野が未修学であったため,この資格勉強の中で新たに知識を得ることも多く,大変ためになりました。

将来的には技術士試験に合格したいと考えています。ただ,技術士補に登録した現在は,日々の業務に取り組み,実務に対応する能力を高めることを意識しています。それが将来的には技術士の夢の達成につながると考えています。

 

ー後輩の指導

今,後輩はどのように考えているか?などを意識して指導しています。

現在は,これまで自分が対応していた業務を少しずつ後輩に譲り,その中で業務の流れや技術を学んでもらっています。

今,後輩はどのように考えているか?後輩の立場でわからないことは何か?業務のどの作業で躓きそうか?などを意識して指導をしています。それでも,なかなかうまく伝えられないことが多く,コミュニケーションの難しさと自分の未熟さを実感する日々です。

 

ー今後のキャリア形成

一人で業務対応ができる範囲を広げることが当面の目標

まだまだ自分のことで手一杯ですので,周りに頼りきりにならずに,一人で業務対応ができる範囲を広げることが当面の目標です。

そのためには,日々の業務にまじめに取り組み,補強土壁に関連する技術を身に着けることが必要であると思います。

疑問点はそのままにせず,学習する意欲を持ち続け,業務以外にも積極的に学びの場に参加するようにしたいです。

将来的には,後輩に技術をわかりやすく伝えていければと考えています。

 

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